がんが分かった20歳はまさにデジタル世代。スマホ一つですぐに情報が入手できる分、色んな情報に翻弄され気持ちが疲弊しました。スマホやSNSから距離を置き、情報に触れすぎないことも大切だと感じています

がんが分かった20歳の時、夜や明け方にふと不安に押しつぶされそうなときがありました。 そんな時はひたすらランニング！好きな曲を聞きながら走ることで気持ちが落ち着きました

手術の後遺症の１つで、排尿障害があります。術後しばらくは自力で排尿ができず、それどころか尿意すら感じませんでした。 その頃は、時間や、下腹部の圧迫感によってタイミングを見ながら、カテーテルを使って排尿する状態がしばらく続きました。手術から3～4ヶ月後に自然と排尿できた時には、とても嬉しかった…続きを読む

手術の後遺症で、今も悩まされているものの１つにリンパ浮腫があります。リンパ節郭清によってリンパ液の流れが悪くなり、液が溜まってひどくむくんでしまう状態で、私は主に左足に症状が出るのですが、仕事が忙しかった日などは、足首が曲がらないほどパンパンにむくんでしまい、階段の上り下りが怖いくらいです。 …続きを読む

入院中、特に体調の悪い時につらかったのが、トイレのにおいでした。きちんと掃除は行き届いており、清潔ではあったのですが、独特のにおいがあり、体調の良くない時はさらに敏感に感じ、ますます気分が悪くなりました。 そんな時、たまたまバッグの中にあった制汗スプレーを個室の空間にほんの少しシュッとしたと…続きを読む

夫は、私より７才年上です。私の罹患当時、夫は45才でした。 病気がわかってから現在まで10年以上、私達夫婦の性生活はありません。どうしても私が受け入れられなくなってしまったのです。夫に対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、何度か話をしてみようかと考えたこともありましたが、結局口に出すことができ…続きを読む

ホルモン療法の副作用に「ホットフラッシュ」があります。 まるで体内にスイッチが設置されたみたいで、これが何の前触れもなくカチッとONになると次の瞬間全身がカーッと熱くなり、同時に汗が噴き出してきます。数分経って肌着が汗でびっしょりになる頃、今度は猛烈な寒気が襲ってきます。ひどいときは体の表面はま…続きを読む

在宅時のホットフラッシュ対策でいちばん手軽かつ効果のあるのは、やっぱりシャワー。一気に体を冷やせるので日に何度も浴びていました。 その際に大事なのが、温度。冷水のシャワーは、その時は気持ちいいのですが、後になって熱さがぶりかえしてしまいます。 おすすめは「ぬるめ」。熱気が逃げる程度のぬ…続きを読む

いつくるかわからないホットフラッシュ対策として、扇子を持ち歩くようになりました。気がつけばコレクションは10本以上に。 着物の柄と同じく、今の季節よりちょっと先取りした柄を持つのがおしゃれなんだということも知りました。 今でも、何かいい柄ないかな？ってお店を覗くのが楽しみです。 ＊A…続きを読む

当時の職場は以前から合わないと思っていたものの、退職するなら代わりの人員を確保してきちんと引継ぎを済ませないと…と思い込んで、日々鬱々と仕事をしていました。 がんの治療に専念するため、フルタイムだった仕事はとりあえず3ヶ月休職。その後、復職に向けての話し合いの中で初めて「この職場とは距離を置…続きを読む