- タイトル
自分の気持ちと向き合うこと
- エピソード本文
最初に病気になった時はとてもショックでしたが、主治医からの「化学療法で治ることも多い病気なので大丈夫」という言葉のおかげで、多少のダメージは身体に残ってしまうかもしれないとは思いながらも、感染に気を付けて前向きに過ごすことができました。
しかし、病気が再発した時は完全に心が折れてしまい、もう治らないかもしれないと投げやりになり、勢いで仕事を辞め、自分の殻に閉じこもることが多くなってしまいました。
再発後、移植治療の入院をする前に少しの期間があり、友人や昔の同僚と会って今までの感謝の気持ちを伝えたり、衝動的に、また繋がっている友人たちがそれぞれの今後の人生に何か役立つかもしれないと思い、SNSで自分の病気を公表しました。もう会えないかもしれないけどと前置きしつつ、献血と骨髄ドナー登録のお願いをしたりもしてみました。
その中で、予想外に多くの人に応援のコメントをもらえ、気付けば「どうなるかは分からないけれど、できることは頑張ろう」と前向きな気持ちを持てるようになっていきました。病気と向き合うことができない時もありましたが、結果として大事な治療の前に前向きになれたことは、長い治療を乗り越えるために、とても役に立ちました。
*AYA世代のがんとくらしサポートより転載*
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