- タイトル
子育てと治療~病院でも相談ができた~
- エピソード本文
がんと告知されたときの子どもの年齢は、8歳(小2)、5歳(年中)、2歳でまだ幼く、また主人は単身赴任中で、いわゆるワンオペ育児中でした。すでにかなり進行していたため、すぐに治療を受けないと危険な状態と言われました。
とりあえず3人の子ども達は、わたしの家から車で5分程のところにある、わたしの実家に預かってもらうことになりました。近いとはいえ、小学校は越境、幼稚園も車でないと通えない距離。子どものことも心配でしたが、両親の年齢を考えると負担の多さに心を痛めていました。
そんな時、病室を訪ねてきてくれたMSW※に「何か困っていることはありませんか?」と聞かれました。普通なら病気のことを答えるのだと思っていましたが、わたしは思わず「子どもと両親のことが気がかりで仕方ない」と伝えました。
MSWさんは、こんな病気以外の悩みにも真剣に対応してくださいました。学童保育や保育園は、親の病気が理由であれば優遇してもらえるケースがあるので、相談してみてはどうか?とアドバイスしてくれました。
働いていなくても保育園が利用できると知らなかったので、本当に有難かったです。費用はかかったものの、みんなの体調を考えるとベストな選択だったと思います。MSWさんには感謝しかありません。
※MSW:医療ソーシャルワーカー。保険医療機関において、患者やその家族が治療や療養・生活等に関して直面しているさまざまな問題に対し、社会福祉の立場から調整したりサポートを行う職業。
*AYA世代のがんと暮らしサポート(https://plaza.umin.ac.jp/~aya-support/experience/46/)より転載*
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