2025.01.17
- タイトル
臍帯血移植後のしんどさ
- エピソード本文
臍帯血移植後のしんどさを味わったのは
2日目からだった。
1日たっても何も無かったので、こんなものかと思っていた後だった。
今まで体験した方のないようなしんどさで、喉も痛いし、身体もだるかった。
35くらいがいつもの体重だった私が40の体重まで増え、身体が重かった。
ナースコールを押し、このしんどさをなんとかして欲しい、熱を下げて欲しいと頼んだ。
あと数時間経てば、解熱剤が使えます、と言われ、一度は納得した。
横になった私はなんとか水分や喉の痛みを抑える漢方を飲みながら、思った。
解熱剤が使えても、それまでの時間、このしんどさを味わうのなら、この身体から、一度、魂ごと抜け出してしまいたい、このしんどさをなんとかして欲しいのだ、と。
馬鹿馬鹿しいと思われるだろうが、本気でそう感じた。
起床時間に目が覚めても、悪夢となんだかよくわからない音楽が頭の中で鳴り響く感じがしていた。
体調が少し良くなるまで、そんな状況に襲われた。
退院した現在、心の底から思う、もうそんな悪夢や音に襲われることはないのだ、それが幸せなのだと。
- どんなときのエピソードですか?
再発・転移時 / 治療中
- 何に関するエピソードですか?
副作用・後遺症
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