エピソード

Ma
2024.07.11
タイトル

地味に大変な「しびれ」

エピソード本文

吐き気や脱毛以外で、振り返ってみて地味に大変だった副作用は「しびれ」でした。私は、手の指先がピリピリと四六時中痛く、熱いものが持てず、本や新聞もめくりづらくて困りました。事務用の指サックを買い、手のひらや親指の側面、足の指まで使いました。
つるつるのシーツや化繊の服も感触がダメ。同時期に、爪が7分目ぐらいの長さで真横に割れたため(縦じゃなくて?!と衝撃でした)、物をつかむのにも苦労していたので、生活は大変でした。
医師に相談しても「時間がたてば治まるでしょう」と対処はなし。うつ病の薬や漢方などもありますが、これといった特効薬はないようです。
復職したら、パソコンやコピー機(のボタンや熱を帯びた紙)が「痛い」ことがショックでした。乾燥や静電気も大敵です。それでも体力回復とともに症状は薄らぎ、1年ほどで治まりました。治療中は落ち込みがちですが、焦らず少しずつ良くなると信じて、しのいでほしです。

*AYA世代のがんと暮らしサポート(https://plaza.umin.ac.jp/~aya-support/experience/46/)より転載*

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