エピソード

2024.07.11
タイトル

移植後の体質変化

エピソード本文

造血幹細胞移植後に予想外だったのは、アレルギーを発症したことです。移植前は花粉症くらいしかなかったのですが、移植後にナッツ、落花生、卵、ソバ、バナナ、メロン、アボカドのアレルギーがあることが判明しました。

退院直後は気付いていなかったため、アーモンドが含まれるお菓子を食べて数時間後に酷い嘔吐下痢になり、夜中に救急外来を受診するということを何度か繰り返しました。アレルギーがわかってからは、加工食品や飲食店の料理を食べる際に必ず原材料を確認しています。

しかし、化粧品やシャンプー等はナッツ由来の成分が含まれるものが多く、使えるものがかなり限られるようになりました。体質が変わったのか、明確な原因なく蕁麻疹や湿疹が頻繁にでき、いつも顔や手が痒くて苦労しています。

また、卵アレルギーがあるとインフルエンザワクチンが打てないため、毎年手洗い・うがい・水分補給等で予防に努めるしかありませんでした。ところが移植後5年経過した頃に検査をすると卵アレルギーが消えており、ワクチンを打つことができました。落花生を誤食したときも症状が出ず、更に体質が変化しているのかもしれません。

*AYA世代のがんとくらしサポート(https://plaza.umin.ac.jp/~aya-support/experience/81/)から転載*

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造血幹細胞移植 治療終了後 副作用・後遺症 20代 女性 患者 白血病 再発なし
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