エピソード

Ma
2024.07.11
タイトル

食事の工夫

エピソード本文

乳がんは入院期間が短いのですぐ自宅生活が始まり、抗がん剤投与後は毎回食事に苦労しました。
今はいい制吐剤がありますが、2003年当時は医師も「吐き気なんて、2、3日吐いたら止まるから」とほったらかし。しかし、においに過敏になって水道水も飲めず、調理のにおい(煮物や炊飯、油など)もダメ。体力低下で味覚障害も発症、「鼻の奥に鉄の味がする」感じで、食べられないことに落ち込み、焦りました。
なんとか食べやすかったのは、リンゴジュース(柑橘系は酸味が口内炎でダメ)と、においが気になりにくい冷たい(覚ました)味の濃い汁物(ヴィシソワ―ズとか。シチューやコーンスープなども冷やして)と、なぜか「鳥肝煮」。もともと好きだったわけでもないのに、不思議と体が欲していたようでした。
つわり同様、人それぞれ食べやすいものは違うようで、栄養はあまり気にし過ぎず、体が受け付けるものを見つけていくといいと思います。

*AYA世代のがんとくらしサポート(https://plaza.umin.ac.jp/~aya-support/experience/202/)より転載*

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食事 味覚障害 吐き気 嗅覚過敏 治療中 抗がん剤 副作用・後遺症 30代 女性 患者 乳がん
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