- タイトル
思いがけない副作用
- エピソード本文
長年、抗がん剤の副作用で出血性膀胱炎に悩まされています。
経口薬の抗がん剤を飲み始めて4年経った頃、膀胱炎の症状が時々現れるようになりました。当時ピンク色のトイレットペーパーを使用していたので、血尿に気づきませんでした。その後、膀胱炎の症状が頻繁になり、血尿の日々が続きました。
通院している総合病院には泌尿器科がなく、家の近くの泌尿器科を受診しました。症例があまりなく、泌尿器科の先生にも「がん患者を診るのは初めてです」と言われました。症状を軽減させることは出来ますが、治ることはないそうです。
出血が気になり、夜は2時間おきに目覚まし時計をかけ、起きてトイレに行った時期もありました。カフェイン、香辛料、アルコールを摂取すると翌日に血尿が出ます。一時は塩コショウでさえ血尿が出ることもありました。大量の血液が膀胱内で固まり、尿が出なくなり入院、手術を何度もしています。
大好きなカレーライスも食べられなくなりました。でも近頃はカフェインレスの飲み物も多く出回り、随分と外食しやすくなりました。お寿司を食べに行っても、カフェインが取れないことを伝えて、持ち歩いているカフェインレスのティーバッグを湯呑に入れてもらっています。
副作用に対する治療法も増えてほしいと願います。
また、トイレットペーパーは白色をおススメします!
*AYA世代のがんとくらしサポートより転載*
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副作用・後遺症 / 抗がん剤
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