エピソード

2024.07.11
タイトル

院内食を運ぶワゴン車の音で「吐き気」の私

エピソード本文

抗がん剤治療が進むにつれて、制吐剤は使っているものの、常に胸やけのような胃部の不快感がありだんだん食事が苦痛になってきました。特に院内食。加熱食のみだった無菌棟のメニューは味気なく、大根おろしやサラダも加熱済という傍若無人な内容(笑)いつしか朝、昼、夕の食事を運ぶワゴン車の音がするだけで吐き気を催すように。また食事の後に残る匂いにも辛い思いをすることがありました。

そんな時、思い切って院内食を欠食。その日食べたメニューをちゃんと看護師に報告することと、食べてよいかどうかの確認をとることを条件に、自分で食べられる物を時間に寄らず食べることにしました。
家族にインスタント食品、スープ、ゼリー、アイスなど、栄養など全く考えない食品類を用意してもらい、ともかく「口から食べること」だけを目標にして過ごしました。そのおかげで食事に対する苦痛はやわらぎ、体調が回復するのに合わせて少しずつ院内食に戻していくことができました。
未だにワゴン車の「ガラガラ~」という音を聞くとあの時の不快な感じがよみがえってきます。

どんなときのエピソードですか?

治療中

何に関するエピソードですか?

副作用・後遺症 / 抗がん剤

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食事 吐き気 対処法 治療中 抗がん剤 副作用・後遺症 30代 女性 患者
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